CONFEDERATIONS CUP 2001
JAPAN VS AUSTRALIA


いやあ、凄かったね。
何が?
雨。
テレビで見ていた人が見ても凄かったと思いますが、現場はもっとスゴイことになってたんですねえ!!
何なんだあの雨は!!
はっきり言って今回の試合は、試合内容とか誰がいけてたとかよくわかりません。
あまりにもスゴイ雨で。
選手も大変だったろうと思いますが、サポーターも大変でした!!
ビショビショになりながら最後まで応援したサポーターのみなさん、おつかれさまでした。
みんなの熱気、応援、選手にもきっと届いたと思います。
勝てなかったら、きっとみんな風邪ひいてた。
でも、勝ったから大丈夫!!

例によってメンバーから
GK 川口
DF 森岡 松田 中田浩
MF 波戸 戸田 稲本 小野 中田英
FW 鈴木 西澤

ほぼ、今大会のベストメンバー。

のっけから鈴木が熱い!!
熱すぎて、後で退場しちゃうけど...

とにかくものすごい雨で滑るグラウンド、思い通りに転がらないボール。
日本の得意な早いプレスと、早いパス回しの攻撃的なサッカーは封印された。
フランス戦の大敗が頭をよぎる。
雨に弱い日本。
でも、本番のワールドカップも、当然このような強い雨の日があるだろう。
最近の都市型の天気はそうなってしまっている。
こういう経験が出来るからこそ、プレワールドカップとしてのコンフェデの意味が大きいのだろう。

おまけに、前半の早い時間にディフェンダー森岡の負傷退場。
日本は前半終了直前に中田のフリーキックで1点を取る(こういうピッチを見越した素晴らしいフリーキックだった)が、後半早々に鈴木のレッドカード退場で10人になり大ピンチ。

このような大会をやっていく中で、必ず一度はこんな試練のゲームがある。
予期せぬ出来事が続々と起きるのだ。
日本は小野を下げ、服部を投入して守りを固めた。
仕様がない選択と思う。
しかも、残りの交代枠はもう一人しか残されていない。
一人少ない状況ではもしもの怪我のことを考えると、30分過ぎまで最後の交代枠は使えないだろう。
重いピッチに疲れた選手。
一瞬も気が抜けないコンディション。
難しいバウンドやスリッピーなボールを一度もファンブルすることなく、きっちりキャッチし続けた川口、素晴らしい。

攻め続けるオーストラリア、けれど今回の日本はカウンターを虎視眈々と狙っていた。
決定的なチャンスは日本の方が多かったかもしれない(決められなかったけど...)
その後西澤に替えて森島を投入。
おいおいフォワードは?と思ったけれど、日本で一番キープ力のある選手は中田英だった。
森島にもビッグチャンス、でも決められなかった。
どうにかこうにか逃げ切った日本。

ちょっと反省。
終了間際の時間帯にキーパーの川口が、取ったボールをすぐに前線にけり出していたけれど、あれってもっとキープしたり繋いでいくことがあってもいいんじゃないかと感じた。中盤や前線に日本の選手が少なくて、川口からのボールを全然キープ出来なくて、直ぐに相手のボールになっていた。

こういう厳しい試合を勝てたのはほんと良かった。
最後まで集中力も気合いも体力も切れなかった。
サポーターも良かった。
ここが大事という時にしっかり応援していた。
サポーターだって成熟してきたのだ。
さあ、次はいよいよ決勝だ。
ワールドユースの決勝に出れなかった小野が、今度こそは日本を引っ張るのではないかと期待して見たい。
次も横浜行きます!!

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