TRVELLING TO THE ARCHITECT AND TOWN / 建築と街への旅
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大学時代、経営学部のくせに図書館に入り浸って都市デザインを勉強していた。
フレデリックギバートという人のタウンデザインという本にはまってしまったのである。
都市のデザインを考えると、ありとあらゆることを考慮してデザインが行われることを初めて知った。
それは人々の生活を創り出すという行為であり、短期、長期的スパン、年齢、暮らし方、風景、環境、変化、自然、人間、道と広場、建物と空間、その他あらゆるものを考慮に入れる必要がある。
都市デザインをしている人々は、日々こんなに色々なことを考えて街を作っていることを知ってからというもの、日常の中の様々なデザインの意味がとても気になってきた。
なぜこれはこのような形をしてなければならないのか?この素材でなければならないのか?
50年後、100年後の街の姿を考えているのだろうか?
そのようにして、改めて街を見てみると、様々な細部にそれがそうならなければならない意味が見えてきたのと同時に、本当にきちんと考えてるのかな、これ?というような、酷いデザインというのも、余計に解ってきた。
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日本の街のほとんどが、なぜあれ程、非個性的で魅力に乏しいのか?どうしてそうなってしまったのか?
どうすれば、私達の街はもっと魅力的になるのだろう?
その手掛かりを探すために、建築と街への旅が始まった。
まず、建築雑誌や建築の本、旅の雑誌や旅の本などを見まくり、気になる街や風景をピックアップし、実際にその風景の中に身を置き、歩き、食べ、眠り、身体にその風景を染み込ませることから、その作業は始まった。
意味は後から付いてくる。
以下はそのようにして考察されたものである。
1993-2003
FRANCE /
NICE , VILLE FRANCHE , MONACO . MENTON . CANNNE . ANTIBES , NIME , AIX EN PROVINCE , CASSIS , AVIGNON , ARLES , SAINTES-MARIES-DE-LA-MER , PAU , PARIS , CHAMONIX , VANNE , AURAY , CARNAC , RENNE , MONT-St-MICHEL , LE HAVRE , HONFLEUR ,
SPAIN /
BARCELONA , FIGUELAZ , GRANADA , GUADIX , RONDA , ALGECIRAS,CEUTA,SEVILLA,MADRID
PORTUGAL /
LISBON,CASCAIS
ITALY /
MILANO, VENEZIA , BOLOGNA , SIENA , FIRENZE , ROMA , NAPOLI , BARI , ALBEROBELLO , MATERA , FOGGIA
BELGIUM /
BRUSSELS , ANTWERP , GENT , BRUGE , OSTENDE , DINANT , HASSELT
DUTCH /
AMSTERDAM , HARLEM , DEN HAAG , ROTTERDAM ,UTRECHT
GERMANY /
MUNICH
U.K /
LONDON
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IRELAND/
DUBLIN , GALWAY,LIMRICK,CLIFDEN,INISHMORE ISLAND,CONNEMARA
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DENMARK /
COPENHAGEN
FINLAND /
HELSINKI
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