WAVE



波はなぜ、こうも押しては返すのだろうか。
さっきから、どう波が来て、どのように去っていくのか観察しているのだけれど、仕組みが解らない。
うーむ、ナゾは深い。

海の波は、よく観察してみると、岸に向かってくる流れと、沖に向かってゆく流れがある事に気付く。
サーファーは、この沖に向かってゆく流れ(引き波)に乗ってパドリングし、岸に向かってうち寄せる波に乗って帰ってくる。という行為を延々と繰り返す。

沖に出て波を待っていると、大きな波は必ず3つ続けてやってくることに気付く。
このため、最初の大きな波に乗れずにバランスを崩すと、次の波にのみこまれて大変な目にあうことになる。
けれども、3つ続けてくることが解っていて、きちんと準備していれば、そのどれかに乗ればいいのだ。
世の中おもしろいもので、水の引き起こす 波 だけではなく、いろいろなものが波状の図形をもって表される。

例えば、光や音は波状のものだし、心臓の鼓動や神経パルスも波状の図形であらわされる。
そう考えていくと、生活のあらゆるところで波状のものがあることに気付く。
これらは、もしかして同じ性質を持っているのではないか、という疑問が、ある日、ふとわいた。
大きい波は3つ続けてやって来る?

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