日本対レアルマドリッド

この試合の教訓は??
このレヴェルの相手だと中田英が欲しい!!


レアルはジダン、ラウール抜きといっても、それは例えて言うならコンフェデの時のフランス代表みたいなもので(ジダン、アンリ、テュラム抜き)中心選手が何人か抜けても強いものは強い。

おまけに豪雨でピッチは最悪の状況。
モチベーションが違うとはいえ、去年のアウェーのフランス戦に近い状況だったと思う。

それにしては日本も、中田英、小野、中村を欠きながら良く戦ったのではないかと思う。

もっとも、点が入る気はあまりしなかったけど。



特に目についた選手は、稲本と中田浩二。
彼等はこの厳しい状況でレアル相手に全くひけをとらないことを証明した。

一方で右サイドの明神はロベルトカルロスにこてんぱんにやられていた。
やはりこれだけ速い選手には波戸じゃないと辛い。

鈴木はこういう状況で下手さ加減が目についたが(トラップが下手すぎ)ガッツはまあ、あった。



ワールドカップで予選を突破すると、1回戦でブラジルか、準々決勝でフランスかアルゼンチンと当たる可能性が高いだけに、こういう強い相手にどう挑むか注目だったのだけど、スリーボランチにしなかったのは評価したい。あのシステムはいけてない。

やはり、戸田と稲本のダブルボランチで良いと思う。

この日サントスが冴えなかったのはピッチ状態のせいだろう。
このような重いピッチではドリブラーは辛い。

本番でも豪雨の試合はありそうだし、そのいい練習にもなったと思うのだけれど、やはりこのようなピッチではラグビーのキックアンドラッシュみたいに、長いキックを放りこんで、それに向かって走り込むみたいな戦法が一番効くのではないかと思う。
そうなったら、鈴木や中山みたいな泥臭い選手が活きると思う。
重馬場は気合いだ。

細かいパス回しはどう考えても無理だ。
遠目からもっとガンガンシュートを撃つべきだ。そうしたら何が起きるかわからない。
それにつめる選手が居れば、よけいにチャンスになる。

豪雨のコンフェデ準決勝、対オーストラリア戦で放った中田英のシュートみたいに、ああゆう判断が必要だと思う。

そういうことを瞬時に判断して修正していけるかどうかが、日本が本当に強くなつかどうかの境目のような気がしたレアルマドリー戦でした。

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