日本代表メンバー23人


GK 川口、楢崎、曽ヶ端


DF 中田浩、森岡、松田、宮本、秋田、服部


MF 小野、戸田、稲本、中田英、三都主

  明神、市川、森島、福西、小笠原


FW 柳沢、鈴木、西澤、中山

ついに決まりました!日本代表メンバー。

中山と秋田が入ったのは良いんじゃないかなー?チームとしてまとまりそうだし。

疑問点は、波戸が外れたことで、自分的には彼は守りの要で絶対レギュラーだと思っていたのでびっくりした。

日本がうまく予選を1位で突破すると、恐らく準々決勝でフランスと対戦することになりそう。
フランスのように3トップぎみで左サイドに突破力のある足の速い選手がいるチームに対して、日本のフラッと3はとても相性が悪い。

このようなチームが相手の場合、右サイドのミッドフィルダーは下がって4バックに近い感じで守らないと簡単に突破されてしまう。
そこをなんとかしたのが波戸で、彼が去年右サイドに入ってから、強い相手とやっても簡単にスピードで置き去りにされないようになった。
彼はとても足が速い。

日本が高い位置でディフェンスラインを保っている以上、その背後には広大なスペースがある。
まともなチームならそこをスピードのある選手で突破しようと思うだろう。

恐らくトルシエは総合能力で市川の方が上だと判断したのだろうが、特殊能力(一芸)に秀でた人って絶対必要だと思う。

全員がスペシャリストではまずいけど、中に混ぜとかないと後で痛い目にあう。

例えば、フリーキックの中村俊輔、ドリブルの本山。
もしも先取点をとられて相手に引かれたら、今の日本では点をとれる気がなかなかしない。
けれど、本山がドリブルでつっかけて倒されてフリーキックを得て、中村が居たら...
点取れそうでしょう!?

こういうのを重要なオプションというのだと思う。
俊輔は途中から出て流れを変えられる選手では無いかもしれないけど、フリーキックで点が入ったら結果的に流れは変わるのです。

今でもオリンピック代表チームのバランスはとても良かったと思うのだけど、それは本山と俊輔がいたから。
いつでも点が取れそうで負ける気がしなかった。

... と、過ぎたことをあれこれ言ってもしょうがないのですが、このメンバーでっていうことを考えると、うまくやってベスト8ですかねー。

フランスやアルゼンチンに勝つのは...難しそうです。


優勝の予想は...今回のワールドカップは組み合わせが偏ってますよね。

通常でしたら、明らかにフランスとアルゼンチンが強くて、次いでイタリア、ブラジル。
その次にポルトガル、イングランドという感じじゃないかと思うんですけど、フランスもアルゼンチンもブラジルもイングランドも決勝トーナメントは同じグループ。
韓国側の試合の方がどう考えても楽そうです。

一番辛いのがもちろんF組の、アルゼンチン、イングランド、スウェーデン、ナイジェリアです。
総合力ということではアルゼンチン、イングランドだと思うのですが、何しろナイジェリア、スウェーデンといのはポテンシャルが高く大物食いの可能性が大きい。
正直、ここはどこが落ちてもおかしくありません。

次に大変なのが、A組のフランス、デンマーク、セネガル、
あまりマークされていませんけど、デンマークとセネガルというのは大変強いと思いなす。
選手層が薄いのでどこまでいけるか?というと疑問ですが、予選グループとしては非常にやっかいな相手だと思います。

優勝候補のフランス、アルゼンチンは予選から全力に近いカタチでいかないと辛い。

しかも、決勝トーナメントの1回戦で両者があたる可能性すらある。
たとえ両者が当たらないとしても、決勝トーナメントの1回戦はA組とF組の戦いなので、どこが出てきてもやっぱりやっかいです。

そして早い段階でブラジルとあたるはずです。
いくら前評判が悪いとはいえ、ロナウド、リヴァウド、ロベルトカルロス、カフー等を擁するブラジルは脅威です。

そんなわけで一番組み合わせに恵まれたのは、どう考えてもイタリアです。
前評判の高いスペインとポルトガルは、やっぱり評判だけに終わる可能性が高い。

ポルトガルの中盤はすごいメンバーで無茶苦茶うまいですが、なんといっても控えの選手層が薄いだけに先に進めば進むだけ苦しくなる。それに、リードしている時に手を抜くメンタリティーも??です。

スペインは国としてのまとまりに欠けます。

ドイツには気を付けないといけないと思いますが、弱い相手に手を抜くイタリアの悪い癖が出なければ、楽々決勝までいける組み合わせです。

今回の優勝候補にイタリアを推す理由は他にもあります。
気候的に梅雨で蒸し暑い最悪の条件もありうる日本よりも、韓国の方が疲れにくいだろうこと。

守備を固めたカウンター型の省エネサッカーがこうした気候に向いていること。

イタリアの攻撃陣がみな調子が良いこと。
前回大会のデルピエロは病み上がりで元気が無かったけれど、今シーズンはかつての切れ味が戻ってきました。
ヴィエリも好調です。
これにトッティ、インザーギ、デルベッキオ、モンテッラを加えた攻撃陣は豪華で決定力バツグンです。

ユーロ2000の時は決勝でフランスに後一歩のところで敗れてしまいましたが、あの時はトッティもモンテッラもデルベッキオもスクデットを穫る前で、チャンピオンのメンタリティに欠けていましたが、今ならほとんどがチャンピオン経験者なので結果が違いそうです。

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