優れたコートの選び方


日本では、最近は科学繊維もののスポーツアイテム(軽くて暖かい)が普及しているせいか、コートの人は多数派とはいえませんね。
けれど数年前に南イタリアに行った時に自分は全天候型のマウンテンパーカを着てたのですが、おもいっきりまわりから浮き上がってました。なぜなら街の人はみーんなコートやジャケットを着てたからです!!(オドロクでしょ!!)
ヨーロッパでも北の方に行けば行くほどださい化繊の地味な色でなおかつカラフルなスキージャンパーみたいなカッコした人(解ります??)が目につくようになります(笑)

ヨーロッパの秋冬のモードでは、コートは最重要なアイテムの一つです。
なぜなら身体を覆い隠す部分が多いので、コートのカッティングや素材が即ち冬のファッションのほとんど全てになるからです。

もちろん、コートを脱いだ後は後で大切なわけですが、コートを着てる限り見えない(笑)

コートは布地が多い分だけ目立つのです。そうすると安手の素材でつくると、やけに安っぽく目立ってしまう。...ということは良い素材で作らなければならないわけです。
おまけにカッコイイ形にするにはテクニックが必要になります。
そうすると、コートは使ってる生地が多いので当然高価にならざるを得ない。
つまり、優れたコートは必ず高価なのです!!

けれど、こういう風に考えて下さい!!
コートは1日中着ているわけではありませんよね?部屋に入る時には脱ぐわけです。
だから、良いコートを買えば10年は着られるのです(ものによっては一生着れます)

...というわけで、値段を10で割ってみてください!!
例えば10万円のコートを買って10年着ると1年あたり1万円です。
2万円くらいの安いコートを買うと、大抵2年くらいで表面がけばけばになって、みっともなくなってタンスの肥やしになる(笑)ので、2年着るとしてい1年あたりり1万円です。
もうおわかりですね?この二つ、実は実際の値段が同じくらいなのです!!
だったら、カッコイイ10万のコートとしょぼい2万のコート、あなたはどっちを買いますか?
それはあなたが判断して下さい!!

それでも、ワタシはそんなにお金が無い!!というあなたには裏技があります!!
質の良いコートは大抵10万円はしますが、もうちょっと安く作る方法があります。
それは軍の素材を使うことです。
軍隊はカッコヨク見えてしかも耐久性と防寒性に優れた素材を使います。(当然です、生死に関わる問題ですから)
それを国家単位で生地を開発して国の予算を使って大量に作るわけなので、同じレヴェルの一般の生地と比べて圧倒的に安くなるわけです。

この生地を使ってデザイナーがかっこいいシルエットのコートを作れば、かなり安く出来るわけですね。うーん、賢い!!ジャックヘンリーなんかはこの方法で比較的リーズナブルなプライスで出してますよ!!...とは言え、うちの商品は相当割り引きしてるので、がんばれば買えます!!

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