PERMANENT DESIGNとサステイナブル、そしてフリマ



フリマで売ってよいものを買う。前代未聞の素晴らしいシステム
それが 「 INTERACTIVE CLOTHING フリマプロジェクト 」!!


家具の世界では北欧にパーマネントデザインなんて店があるように、本当に優れたプロダクトは、状態さえよければ、何十年たっても価値が変わらずに売られていたりします。
買うということは投機ではないけれど、人生に対する、あるいは社会に対する投資だという認識ですよね。
(買うことによって自分も潤うし、作ってる販売してる人も潤うし、環境も潤う)
21世紀における本当にカッコイイライフスタイルとは、こんな風に流行のお仕着せではない、優れたものを残していくスタイルなんじゃないでしょうか?


熱帯雨林を破壊したり、砂漠化を進ませたりしない、サステイナブル(持続可能)なものの買い方って、もはや一部環境保護の人達の声高の叫びなんかではなくって、高度資本主義国家の人ならごくあたりまえの前提条件です。

でも、どういうわけか日本は地理的な条件もあって、中国や東南アジア等の安い労働力を抱える国々にどうでもいい商品を大量につくらせて、流行とかトレンドとか称して買いあさりゴミにして破壊しまくってます。

あなたは100円ショップとかでどうでもいい商品をやたら買ってたりしませんか?
あなたは心の底からそれが欲しいと思っていますか?

本当にいいものを作ったり、売ったりするのってそんなに簡単なことではありません。
まして現在のように高度資本主義、自由経済が発達して目まぐるしく流行や需要が変化して、値段や広告の競争が激しい世界では...
私達は、色々なメディアや周りの人々から、なんとなくこういうものを買わされるように追い込まれてるような気がしませんか?

一方で、本当にスゴイものを作ってる人達はたしかに存在します。
でも、そういう人達の多くはあまりにもクオリティーを重視するため、天文学的な値段がついてしまって、一般の人々が手にしたり、使ったりすることの出来ないものになってしまい、結局、一般の人は大量生産のコマーシャルな、そこそこで顔の見えない製品を使っています。
だから世の中がマクドナルドや吉野屋やコンビニやユニクロ化していくわけですね。

つまり、一般の人達はいいものを使ったことがないから、わからないという現実があると思います。
いくら高級な店やマニアックな店でそういうのをごく限られた人に向けて売っても、本当に伝えたい人達は、多分、ファストフードやコンビニやユニクロで買い物をしていて、何も気付かずに通り過ぎていってしまってるのではないか?
そんな気がします。

だから、やっぱり、そういうものを気軽に、買える値段で、使えて生活が変革出来るような仕組みが必要なんだと思います。

例えば丹誠こめて作られた本当におししい野菜を使って、優れた料理人が適切に料理した料理とか、なんでこんなにおいしいのか??と思うほどおいしいですよね。
同じように、ウールの糸ひとつ、染色の仕方、材料、カタチの作り方で、洋服は全く違うものになってしまいます。
つまり、本当に良い服はそれを存在させるための、あらゆる環境や人的資源が必要なんです。

それらを全て残さないと本当に良いものは消えてしまいます。

もし、あなたが本当に良いものを選んでいるなら、それっていつまでも価値を失わないんじゃないでしょうか?

そうは言っても、人間というもの次々にものが欲しくなったりするものです。
そこで、フロー(余ってるもの)を流通させる仕組みが必要になってきます。
つまり、7割は絶対いつまでも持ってるけど、3割は常に動いてる状態にしておくとか、そういうことですね。
そうしないと、飽きちゃうし、いいものを良いと感じなくなってきたりします。

いいものは積極的に売ればいいんだと思います。
あらかじめ売ることを前提にして買う。
そうすると、ものを見る目がメチャメチャ厳しくなってきますよ!

フリマというのは、もしかしたら消費大国が産み出した21世紀の素晴らしい知恵のひとつなのではないでしょうか?

そんなわけで、INTERACTIVE CLOTHINGではフリマコーナーをつくっています!
あなたのとっておきを売りましょう!!
売れたものは売れた値段で地域通過(コミュニティーカレンシー・cc)を発行。
それで、他のものが買える仕組みです。
詳しくはINTERACTIVE CLOTHINGスタッフまで

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