FIFA CONFEDERATIONS CUP 2003 JAPAN VS FRANCE / 日本対フランス
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先発メンバー
GK 楢崎
DF 山田、坪井、宮本、三都主
MF 中田英、遠藤、稲本、中村
FW 高原、大久保
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1日置きに試合という過密日程のために、ターンオーバーをしいて選手を入れ替えるか、調子の良いチームでそのままやるか?ジーコ監督の選択は後者だった。
多分、あまりにもチームが上手くいったので、たとえ疲れがあったとしても今の戦力でフランスと戦いたいと思ったのだと思う。
たとえそのために決勝進出が難しくなるとしても...
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疲労を考慮したフランス代表は予想通りスタメンを全て入れ替えてきた。
今回のチームはピレスが中心になる1.5軍だ。
恐らくフランスのチームとしてのピークは2001年のコンフェデあたりにあったと思う。
ワールドカップとユーロ2000を制したフランス代表はワールドカップ組の成熟に加えてアンリやトレゼゲ等の若手の台頭でチームを2つ作っても共にチャンピオンを狙える程の布陣だった。
2001年のコンフェデの決勝で日本は0対1で敗れたわけだが、それは完全な完敗だった。
当時のチームにジダンやプティ等の一部の主力は欠けていたわけだが、アーセナルのピレスやヴィエラを中心としたチームは完璧なまでに強かった。
エース、ジダンの怪我と影のエースであるピレスの怪我でワールドカップを予選敗退という予期せぬ結果で終わったフランス代表だけれど、雪辱を期すこの大会でもジダン、ヴィエラ、トレゼゲ、テュラムという主力を欠いている。
ただ幸いなのは影のエースであるピレスが戻ってきたことで、一応チームとしてのまとまりは出来るのだろう。
それでも、フランスの1.5軍であれば、例えばパルマにおける中田とラムーシやミクー、フラムにおける稲本とマルレ等との力関係を考えれば分かるように、日本に技術的なハンディが無いことは明かだった。
だから、ジダンもアンリもヴィエラのテュラムもリザラズもいないこのフランス代表と日本代表の力の差は、アウェーということを考慮に入れても五分と五分だと思っていた。
問題は長距離を移動しながら一昨日に試合をこなした疲れで、この点においてはフレッシュなフランス代表に対し明かに不利であることが想像できた。
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試合は予想通りフランスが立ち上がりから試合の主導権を握るべく攻めてきたが、これを凌ぐとむしろ日本のペースとなり、再三チャンスを作りだした。
後半に疲れることが予想される日本は前半に1点が欲しかった。
けれど、再三の決定機を外しているうちに、稲本のファウルからPKを与えてしまう。
このPKの判定は明かにホームの利というか、普通だったらまず取らない判定だったと思う。
けれど、仕様がない。これはアウェーゲームなのだ。
結局これをピレスに決められ、1対0のフランスリードで後半を迎える。
後半も日本ペースで試合は進み、フリーキックを中村が決めて同点に追いつく。
その後も遠藤がバーに当てるフリーキックを放つ等、決定的なチャンスを何度も迎えるが決められず、たった一回フォワードの捕まえ損ない再び勝ち越しゴールを許してしまう。
その後稲本に変えて中田浩、中村に変えて小笠原を投入して巻き返しを計るが、フランスもアンリやウィルトールという主力選手を投入して逃げ切りを計る。
両者とも点は入らずタイムアップ。
2対1で敗れた。
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この試合敗れてしまったために次のコロンビア戦は勝たなければならない状況になった。
さすがに次も同じメンバーを使うのは無理があり、ということは、アルゼンチン戦までの日本代表に近い布陣となるのだと思う。
どうなんだろう?うーん、弱そうだなー。
秋田と森岡と服部に足の速いコロンビアのフォワードが止められるかなー??
うーん、厳しくなってきたぞ!!ま、引き分けでも良いんだけどね。
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