日本対ベルギー


いよいよというか、ついにこの時が来ました!日本代表ワールドカップの開幕戦!!

日本はほぼプラン通りの試合運びが出来たのではないだろうか?
誤算は森岡が怪我したことと、審判がサイテーだったこと。

何なんだあの審判!?
おまえの目は節穴か??

序盤から審判の不可解な判定が目についた。
たいしたファウルでもないのにイエローカードは出るし、ファウルはとってもらえないし...
後半に入ると目にあまる誤審の嵐。
少なくとも柳沢は3つのファウルによるフリーキックと一つのPKをもらっているべきだし、稲本の幻のゴールにファウルは何も無いし、日本側は一つのPKを相手に与えていた。

アウェー戦でもあれ程非道いひいきは無いと思う。
これがイタリアのテレビだったら一晩中ビデオを再生して審判の誤審を追求する番組が組まれるだろう。

昨日のブラジル対トルコも審判の誤審によるPKが試合を決めたが、今日の試合の引き分けという結果も、あきらかに審判に左右されたものであると言っておきたい。


今日の先発で意外だったのはGK楢崎で、他はポーランド戦と同じメンバー。
予想通りの布陣だった。

GK楢崎
DF森岡、松田、中田浩
MF中田英、小野、稲本、戸田、市川
FW鈴木、柳沢

日本が対戦するH組の相手の中で、もっとも戦いにくい相手、それがベルギーだと思っていた。
それはトルシエも同じだったであろう。

ノルウェーやスウェーデンといった高さと身体能力を持ったシンプルなサッカーをする相手に苦戦していた日本は、相手にディフェンスの裏をつかれないように、前半は細かいパス回しを封印して相手の背後へのロングパスを多用した。

とにかく相手に先取点を与えないように、前半は押さえて、押さえて、逆襲をくらわないように、それは成功した。

前半はとくに見せ場もないまま0対0で終了。
これは予定通り。

ベルギーはテクニックはあまりない。
はっきり言って上手くない。
けれど、強い。

ベルギーのプレッシャーはそれほどでもなかった。
後半に向けて体力を温存しているのか?
そのわりには、選手に疲労の色が濃い。

日本の湿度の高い暑さに体力を消耗させているように思えた。

この分なら、後半の10分から15分位に、相手の足が止まってくることを見計らって、森島を投入して勝負をかけることが出来る。

ところが、日本が勝負をかける前にウィルモッツにオーバーヘッドを決められて先制されてしまった。

しかし、日本は小野のロングパスから鈴木が執念で抜け出してゴーーール!!

同点に追いついた日本は、相手が疲れて足が止まってきたのを見計らって、三都主、森島を立て続けに投入、勝負に出た。

柳沢が再三相手の裏に飛び出し、決定的な場面を演出!相手のファウルに止められるものの、これを審判がファウルを取らない!!なんでだー??

それでも、稲本が相手のボールを奪って柳沢とワンツー、稲本が相手ディフェンダーを次々と振り切って独走、余裕のゴール!!

日本、逆転!!

しかし、日本はオフサイド崩れから相手に抜け出されて同点ゴールを許してしまう。

その後は、柳沢のあきらかなペナルティーエリア内で倒された、ふつうなら一発レッドの場面でノーホイッスル。

稲本の驚異的なボディバランスで見事に抜け出したゴールがなぜかファウルの判定!!
何でー??

金もらってるのか??この審判!!
これがホームの開幕戦とはとても思えない不可解な判定。

本当はこの判定が間違いだと判っていたのか、その後に楢崎が相手を倒したあきらかなPKの場面では見逃したけれど、本当に非道すぎるこの審判。

日本の素晴らしい試合運びをある意味台無しにした感がある。

とはいえ、反省点が無かったわけではない。
オフサイドトラップ崩れから、2失点。
この失点の傾向は親善試合から一向に改善されていない。

今大会を見てもオフサイドを取る場面はものすごく減っているように思える。
今にFIFAルールでは、オフサイドトラップはとても危険なかけと言わざるを得ない。

特に、今日のような信頼出来ない審判の時には尚更だ。

多分、身体にオフサイドトラップのくせが染み込んでしまっているので、なかなか直せないのだと思うが、なんとか修正したい。

森岡の怪我が軽傷らしいのがせめてもの救いだった。

ともあれ、結果は引き分け。
グループH最大の敵に負けなかったのは良かった。

残りの2試合勝てば、何の問題も無い。

次のロシア戦、ロシアはベルギーよりもはるかに上手いが、日本にとっては、はるかに戦い易い相手だと思う。

もちろん、失点する危険はあるけれど、2対0や3対0の圧倒的な勝利になる可能性まであると思っている。
勝負はまたしても後半になるはず。

ロシア人が日本の梅雨の暑さに耐えられるかなー??
もしかしたら、試合になる前に勝ってるかも??

いつかの神風(台風)みたいに!!

それでは、また!!

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