今回のワールドカップはレベルが高い!!
ユーロ2000も好試合の連続だと思ったけれど、今回のワールドカップも好試合が多く、見ていて楽しい。
その要因として、攻撃的なチームが増えたことと、欧州の移籍の自由化で様々な国の選手がトップレベルのリーグやチームでプレー出来るようになったことが挙げられるのではないかと思う。
ものすごーく今さらなのだけど、スペイン代表のルイスエンリケとラウールがもたらしたゴールの質はオドロクほどだ。
この2人、本当にうまい!!
ルイスエンリケのドリブル突破も見事だが、その跳ね返りのボールのトラップの仕方!!一発で相手ディフェンダーの裏をとって股抜きのシュートにもっていくなど、常人には考えられない!!恐るべし、ラウールゴンザレス。
これも何を今さらなのだけれど、アルゼンチンの交代選手にはため息が出る。
ヴェロンに替えてアイマール、バティストゥータに替えてクレスポ、クラウディオロペスに替えてキリゴンザレス。
まるでチャンピオンズリーグの決勝の対戦相手みたいだ。
このアルゼンチン代表、AチームとBチームが対戦してどちらが勝つかわからない。
...というより、どちらも決勝まで進める好チームになりそうだ。
今大会、イングランドのマイケルオーウェンとともに活躍が期待された若手のホープ、サビオラはメンバーに居ない。
そしてやっぱりバティー、この人は主役だ。
存在感が違う。
韓国の強さはある程度予想していたとはいえ、オドロキに値するものだ。
やはり世界最高の監督の一人、ヒディングは良いチームを作ってきた。
まるで強いときの日本のような試合運びでスペクタクルさえ感じさせる。
おまけに、ディフェンスは日本より強いし(なんといってもホンミョンボが居るから)フォワードの決定力も上だし、組織に柔軟性がある。侮れない!!(さすがに中盤のテクニックでは日本が優るが)
ポルトガルは超伏兵アメリカにまさかの負け。
やっぱりポルトガルはあてにならない。
グループDはひょっとするとひょっとする。
D 組の2位はイタリアと対戦することが濃厚なだけに、ここを1位通過出来れば、大躍進も夢ではない韓国とアメリカです。
いやはや大変なことになってきたA組。
フランスはまさかのアンリのレッドカード退場に加えてルブフの負傷で、ここは勝てるだろうと思われていたウルグアイに引き分け。
両者とも絶対に負けられないだけに、凄まじい闘いで実におもしろかったですけど。
セネガル、デンマーク戦も引き分けで、このグループの行方は最終戦に!!
いやはや、サッカーって本当にいいもんですね!!
それでは、また。