ワールドカップ2002日本対ロシア

う、うれしーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!

おめでとーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!

日本ついにワールドカップ初勝利!!


ここでひとまず冷静に...


この試合の誤算は、この日の気温が暑くなくて湿度も低く、ロシアが最後までばてなかったことですね。
2−0,3−1にはならなかったけれど、予想通りロシアには勝利しました!!

先発メンバーは

GK楢崎
DF宮本、松田、中田浩
MF中田英、小野、稲本、戸田、明神
FW鈴木、柳沢

森岡が怪我ではずれた以外はほぼ予想通りのメンバー。

明神が入ったのはロシアが4−2−3−1という日本のフラット3が苦手とするシステムで、左サイドのカルピンが攻撃の中心。
これを押さえるために中田浩二がカルピンを止めに行くから、明神を右サイドに置いたわけですね。

だから、中田浩二が上にあがれば明神が下がって3バックにもなるし、4バックにもなるし、2バックのもなる臨機応変の布陣をひいたのだった。

これは、今年の親善試合を注意深く見ていた人ならわかると思うんだけど、さんざん試していたのですね。

相手は基本的にワントップなので、中央には2人いれば充分だったので松田が上がる場面が多かった。
でも、うまくバランスはとっていたように思う。

日本は前半からかなり全開でプレスをかけにいって、チャンスをつくる日本本来の展開。
こうなると前半に点を入れたかったのだけれど、前半は0−0で終了。
でも、いい試合運びだったし、後半はロシアがばてると思っていたので、まずまず。

後半ロシアは早くも選手を交代してきた。
日本はリズムが良いのでそのまま。
今日はプレッシャーをかけてうまくボールを奪えているし、ボールを持っていない第三者の動きも良いので、うまくチャンスを作っている。

得点は中田浩二から絶妙のパスが柳沢へ、それを柳沢がワンタッチで裏へ、そこに走り込んでいた稲本がゴール!!

流れるような素晴らしい連携プレーだった。
これなら世界が注目しただろう。
前から思っていたのだけど、中田浩と稲本と柳沢のコンビが取る点は美しい。

今回のゴールは初戦ほどは興奮しなかった。
なぜか?予感があったのだと思う。
ゴールの予感。
そして自信。
それは選手達も同じだったようで、初戦で2得点を奪い引き分けて、選手達はリラックスして、自信を持って本来の自分達のサッカーをしていたように思う。

先取点を奪われたロシアは直ぐに3人の交代枠を使い切ってしまう。
決断が早いなロマンツェフ監督。

この日の試合を決定づけるシーンがここで起きる。
キーパーの楢崎を交わした交代で入ったベスチャツニフがフリーでシュート、しかしボールはサイドネットへ。

このシュートが入っていたらこの試合どう転んでいたか分からなかった。

この後日本は決定的なチャンスを何度か作るが、ことごとく外す。(1点くらい入れときたかったけど)
特に中田英のシュートは惜しかった!!
ロベカルのキックみたいな回転がなく落ちる速い弾道は、しかしバーをたたいた。

中田英のパスから柳沢の胸のトラップで相手ディフェンダーを交わしてのシュートも入っていたらスーパースターだった。(ふかしちゃったけど)

とにかく日本のフォワードは運動量が半端じゃないので最後の部分がきつくなっちゃうのはしょうがない。(だから稲本が2点もとっている)

日本はリズムは悪くない、でもこれだけ動いているとどんどん疲れてくる。状況はしだいに悪くなってゆくはずだ。

ここで行った交代のカードは正解だった。
鈴木に替えて中山。

システムを替えずに活力を投入した。
中山は逃げ切りをはかるにはすごくいい選手だと思う。

誤算だったのは、ロシアの運動量が最後まで落ちず、日本が飛ばしすぎでばててきたことだ。

特にボランチの稲本と戸田は足がつりそうなほどだ。

ここで小野に替えて服部、稲本に替えて福西。
なんとか逃げ切りをはかる。

後15分、守備固めには正直ちょっと早いとも思ったけれど、とにかく疲れているからしょうがない。
よく守りきった。

ディフェンスは宮本を中心によく守ったと思う。
今回はむやみにオフサイドを取りに行かなかったので安心して見ていられた。

もっとも、ロシアは思った通り、ここでワンタッチで放り込まれると嫌だなという場面で、つないでくれたし、攻めが早くないので助かった。
ロシアは巧いけど、そんなに強くはない。

これで1次リーグのトップ通過が見えてきた!!
今のブラジルは強い。
出来ればあたりたくない。(去年のブラジルだったら怖くないけど)

次のチュニジア戦、正直いってチュニジア、強いのか弱いのか?どんな戦法なのか?よくわからない。
要注意だ。
きっと日本の良さを消してくる戦い方をしてくるだろう。

次回も疲れさせて、後半勝負が良いのではないだろうか??
チュニジアの気候は乾燥している。
日本のじめじめした暑さ(次は昼間の試合)には耐えられないだろう。

絶対に勝とう!!そうすればベスト8が見えてくる。
ひょっとすると準々決勝であたる相手、フランスでもアルゼンチンでもないかもしれない。
そうなれば、さらに上が...見えてくる。

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